1960年代の初めに、アメリカでフェノール酸を使ったピーリングについて施術前後の写真が形成外科学会で発表され、大きな話題となりました。これをきっかけに、医学界でもピーリングが一つの治療として注目され、研究対象となりました。その後、アメリカの上流階級を中心に、ピーリングのブームが起こります。
その後、α-ヒドロキシ酸(AHA、フルーツ酸)と呼ばれる酸を用いた比較的作用の穏やかな治療法が研究され、1997年頃に日本でもピーリングが大流行します。ピーリングが本格的に研究されたのはここ120年ほどのことです。当時ドイツ人皮膚科医のUnnaがフェノール酸、サリチル酸を使った肌の再生を医学的に書き表したことがきっかけで、それまで民間療法でしかなかった"ピーリング"が専門家の研究対象となり、処方として広がり始めたのです。
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